今週(2024.2.18〜24)の「渡辺内科 X(ツイッター)」

<今週の一枚の絵>

2023.2.19

グスタフ・クリムト『パラス・アテナ』(1898年)ウィーン・ミュージアム

https://twitter.com/watanabenaika/status/1759461624359133518

 

<今週の一曲>

2023.2.19

美しく青きドナウヨハン・シュトラウス2世/小澤征爾ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

https://twitter.com/watanabenaika/status/1759327605835399521

 

<今週の医療>

慢性化するクスリ不足 ①

https://twitter.com/watanabenaika/status/1759227979664851280

慢性化するクスリ不足 ②>

 

https://twitter.com/watanabenaika/status/1759228818093674978

 

 

<今週の医学>

殿様枕症候群

https://twitter.com/watanabenaika/status/1759164257411944649

https://twitter.com/watanabenaika/status/1759164412706038215

https://twitter.com/watanabenaika/status/1759164497229656157

https://twitter.com/watanabenaika/status/1759164619430773159

 

特発性椎骨動脈解離

https://twitter.com/watanabenaika/status/1759164996964188651

スーグラ錠

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スーグラ錠25mg

https://www.rad-ar.or.jp/siori/search/result?n=38895

(「くすりのしおり」)

SGLT2阻害剤です。

他に50mg錠があります。

一般的には50mg錠が処方されますが、当院では25mg錠から開始しています。

 

スーグラ錠25mg~50mg

http://www.interq.or.jp/ox/dwm/se/se39/se3969018.html

 

SGLT2阻害薬

https://dm-net.co.jp/3min/003/3-14.php

(糖尿病3分間ラーニング。動画でわかりやすく解説されています)

クラシック名曲  ブルックナー:交響曲 第5番 変ロ長調

ブルックナー交響曲 第5番 変ロ長調 ヨッフム Bruckner : Symphony No.5 B-♭major

https://www.youtube.com/watch?v=S4cNeGIRQeE

 

Symphony No. 5 in B-Flat Major, WAB 105: I. Introduktion. Adagio - Allegro (Live)

https://www.youtube.com/watch?v=4GH02aCPrt8&list=OLAK5uy_lCsjNbkSRFKjMNsf2Rd6K8qyaqEnDD42A

 

Bruckner: Symphony No. 5 in B flat major - 1. Introduction: Adagio - Allegro

https://www.youtube.com/watch?v=858JzTrwKTc&list=OLAK5uy_ltSg7LRwdVW2mVG86Gf-Miow-Yq5gBtps

 

Bruckner: Symphony No. 5 in B-Flat Major, WAB 105 (Ed. F. Schalk) - I. Introduction. Adagio -...

https://www.youtube.com/watch?v=COXoEq8u1K4&list=OLAK5uy_mZsYNb-qDxtv60-fT9Z7Ji1QhP4laZ3JY

 

Symphony No. 5 in B-Flat Major, WAB 105: I. Introduktion. Adagio - Allegro

https://www.youtube.com/watch?v=CiDXAPUBmLk&list=OLAK5uy_mAP2QN_ybc_tkVTH8A1rFLaaRpuw51UMA

 

 

 

ブルックナー交響曲第5番 聴けば聴くほど…味がある

https://www.sankei.com/article/20150828-HREI2RBUDFKPPLNF6INNV6BXJI/

 

交響曲第5番 (ブルックナー)

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%A4%E9%9F%BF%E6%9B%B2%E7%AC%AC5%E7%95%AA_(%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%8A%E3%83%BC)

ブルックナーが遺した全交響曲の中で、この第5番は生涯後期に書き上げられた第8番と並んで規模の大きな部類に入る[1]。

・特徴として、対位法の技法が活用されており、音の横の流れを多層的に積み重ね、あたかも壮大な音の大伽藍を築き上げるかの如くの作風となっていることが挙げられる。

また、コラール主題を象徴的に用いるということも為されており、これらによって、当楽曲の根本に宗教的意味合いや神への畏敬の念が存在すると解釈されている。

加えて循環手法により全曲の論理的流れをフィナーレのクライマックスに収斂させるという設計法も作品全体に為されており、全ての事象を絶対的且つ超越的な神に帰す固い信仰を表現しているとも考えられている。

日本の現況についてchat GPTに尋ねてみた

赤字国債は大丈夫ですか

赤字国債」に関する具体的な詳細が提供されていないため、一般的な情報をお伝えします。

国債が「赤字国債」とされる場合、通常は政府が収入よりも支出が多く、その差額を埋めるために新たな国債を発行している状況を指すことがあります。これは一般的な財政政策の一環として行われることがありますが、過度に多くの国債を発行することが経済に悪影響を及ぼす可能性があります。

国債の発行が過剰である場合、以下のような懸念が生じる可能性があります:

1.財政健全性の損失: 過剰な国債発行は、政府の財政健全性を損なう可能性があります。国の債務が持続不能なレベルに達すると、信用が低下し、債務返済に関する問題が生じる可能性があります。

2.インフレーション: 大量の国債発行は通貨供給を増やすことにつながり、インフレーションのリスクを引き起こす可能性があります。価格の上昇は経済全体に悪影響を及ぼす可能性があります。

3.金利の上昇: 過剰な国債供給は、債券市場で需要不足を引き起こし、債券の価格が下落し、逆に金利が上昇する可能性があります。これは、借り手(政府)にとっては債務返済コストの増加を意味します。

4.経済の不安定化: 赤字国債が継続する場合、経済の安定性に対する懸念が高まる可能性があります。不確実性が増すことで、投資や消費などの経済活動に影響を及ぼす可能性があります。

ただし、赤字国債が「大丈夫かどうか」は、具体的な状況や政府の経済政策、国内外の経済状況などによって異なる結論が出ることがあります。経済専門家や政府関係者が状況を評価し、適切な対策を講じることが重要です。

 

赤字国債と円安は関係がありますか

赤字国債と円安は一般的に経済や財政政策に影響を及ぼす要因として関連することがありますが、直接的な因果関係は複雑であり、状況によって異なることがあります。

赤字国債が増加している場合、政府が支出を増やして国債を発行することになります。これによって、国内の通貨供給が増加し、通貨の価値が低下する可能性があります。通貨価値の低下が進むと、外国からの投資や需要が高まり、輸出が促進される可能性があります。この状況は一般的に「円安」の状態を引き起こすことがあります。

一方で、円安が進むと、輸入品の価格が上昇し、インフレーションの圧力が高まる可能性があります。また、企業の国際競争力が向上することから、輸出産業には好影響を与える一方で、輸入に依存する産業や国内消費者にとってはコストが上昇する可能性があります。

ただし、これは一般的な傾向であり、実際の経済状況は非常に複雑で多くの要因が絡み合うため、必ずしも必然的な関連性があるわけではありません。状況は時間の経過とともに変化し、政府や中央銀行の政策、国際的な経済状況などが影響を及ぼすことになります。

 

今でも日本は経済大国ですか

日本は長らく経済大国とされてきましたが、その地位は時代や評価基準によって変動することがあります。日本は戦後の復興期から高度経済成長を遂げ、1970年代から1990年代にかけては世界有数の経済大国としての地位を確立しました。日本の輸出産業や技術分野の成長、国際的な企業の成功(自動車産業や電子機器産業など)などがその背景にありました。

しかし、1990年代初頭に「バブル崩壊」と呼ばれる経済の停滞が発生し、その後も日本経済は様々な課題に直面しました。これにより、日本の経済成長は鈍化し、国際的な競争力やGDPの伸びが制約されることとなりました。

近年では、中国やアジア地域の急速な経済成長によって、日本の経済相対的な重要性は相対的に低下しています。しかし、日本は依然として先進工業国の一つとして高度な技術やイノベーションを有し、国際的な金融市場で重要な役割を果たしています。

結論として、日本は過去には経済大国とされてきましたが、その地位は現在の経済情勢や国際的な状況によって変化することがあると言えます。

 

今でも海外援助は必要ですか

現在も海外援助の必要性は存在します。世界中で貧困、疾病、災害、紛争などの問題が続いており、これらの課題に対処するために海外援助が重要な役割を果たしています。以下にいくつかの理由を挙げてみましょう:

1.発展途上国の支援: 依然として多くの国々が経済的な困難や発展途上の状況にあります。基本的な人権や生活水準を改善し、経済の持続的な成長を支援するために海外援助が必要です。

2.人道的支援: 紛争や自然災害によって引き起こされる人道的危機は依然として存在し、食糧・医療・避難所などの支援が必要です。

3.健康・教育の向上: 保健医療や教育の質を向上させるための支援が必要です。特に感染症対策や基本的な健康・教育インフラの整備は重要です。

4.持続可能な開発: 環境保護や持続可能な開発を促進するための支援が求められています。気候変動や環境問題への対策が必要です。

5.紛争解決と平和構築: 紛争地域においては、和平の構築や紛争解決のための支援が必要です。安定した社会の構築が平和を維持する上で重要です。

ただし、海外援助の効果的な実施や透明性の確保は重要な課題です。また、受益国の自立的な発展を支援するために、単に資金提供だけでなく、技術移転や能力開発なども重要な要素となります。

 

はたして日本の国民の生活は暮らしやすくなっていますか

2021年までの情報を元にお答えすると、日本の国民の生活が暮らしやすくなっているかどうかは、さまざまな要因によって変動する可能性があります。以下にいくつかのポイントを挙げてみましょう。

1. 経済状況: 日本の経済状況が国民の生活に大きな影響を与えます。失業率が低く、経済成長が続いていれば、国民の暮らしは安定しやすい傾向があります。

2. 所得水準: 国民の平均所得や賃金の水準が上昇していれば、生活水準が向上する可能性があります。ただし、物価の上昇や消費税の増税なども影響を及ぼすことがあります。

3. 社会保障制度: 健康保険、年金、失業保険などの社会保障制度が整備されているかどうかも、国民の生活の質に影響を与えます。十分な保障があれば、不安定な状況に陥りにくくなります。

4. 教育・医療: 良質な教育と医療体制が整っていれば、国民は健康で知識豊かな生活を送りやすくなります。

5. 環境: 安全な住環境や清潔な水・空気が提供されているかどうかも重要です。災害のリスクや環境問題も影響を及ぼす可能性があります。

2021年までの情報では、これらの要因が組み合わさって、日本の国民の生活の暮らしやすさが変動していると考えられます。ただし、最新の情報については私の知識が更新されていないため、現在の状況については他の情報源をご参照いただくか、最新のデータを確認していただくことをお勧めします。

 

・・・この答えに納得いきましたか?

大腸がん、精密検査のすすめ

大腸がん、精密検査のすすめ

日本人男性で一番多いがんは前立腺がん、女性では乳がんで、男女それぞれ9人に1人が罹患する。

男女合わせて一番多いのが大腸がんで、肥満や運動不足などで増える欧米型のがんの代表だ。  

大腸がん検診は国が推奨するがん検診のなかでも一番簡単な検査で、痛くもかゆくもない。

便を採って血液が混じっていないかを確認する「使潜血検査」だ。

2回便を採るのが標準となる。

暑い時期はビニールで包んで冷蔵庫に入れておくと精度が上がる。  

大腸がんの一次検診を1,000人が受けたとすると、934人は陰性、66人が要精密検査(大腸内祝鏡)となる。

66入のうち精密検査で最終的に大腸がんと診断されるのは2人に過ぎないから、要精密検査といわれてもあまり心配する必要はない。

むしろ早期発見のチャンスととらえるべきだ。

がん検診で見つかるがんの多くは早期で、例えばステージ1の大腸がんの5年生存率は95%に上る。  

しかし大腸がん検診の問題は、精密検査の受診率が低いことだ。

住民検診での精密検査の受診率は乳がん検診で約9割、肺がん検診、胃がん 検診で8割強だが、大腸がん検診では約7割にとどまる。

会社で行う職域がん検診では5割以下と低迷している。

これではがん検診を受けたことにはならない。   精密検査を受けない理由として「時間がない」や「費用がかかる」のほか、多くの人が「痔のため」をあげている。  

痔のありなしで便潜血検査の陽性率はほぼ変わらないというデータがある。

痔だけが原因で陽性になる確率は2%程度とされる。

東京大学特任教授・中川恵一)

日経新聞・夕刊 2023.6.21

渡辺内科通信 (1101)2023.6.24

渡辺内科通信 (1101)2023.6.24

<「単球」の役割> 白血球の成分の一種であり、白血球の3~8%を占め、感染に対する防衛の開始に重要な細胞。細菌などの異物を細胞内に取り込み、消化し、異物の一部を細胞表面に提示します(抗原提示)。これをT細胞が認識して、体の防衛が開始される。

 

<場所が変わると名前が変わる「単球」>  単球は血管外の組織に移動すると、マクロファージ(大食細胞)と名前を変える。

 

<ニャンダフルな妄想>

「ニャタレー夫人の恋人」

「華麗なるニャッツビー」

「にゃあ無情」

千夜一夜(せんにゃいちにゃ)物語」

「山(ニャン)月記」

 

<残り少ない人生を楽しもう> 童話では怠けものとして描かれている「キリギリス」。実は、成虫が生きていられる期間は短く、6~9月の間のみ。冬の時期にはすでに成虫は死んでいる。卵のみが土の中で越冬するため越冬の準備は不要ということになる。

 

<出来なかったことではなく・・・> 

人生の終わりを迎えるに当たって、あれもしてないこれもしてないではなく、なし得たことを数えてみよう。

 

<「『レコード芸術』存続を望む」 ①> 以上のタイトルで、同誌にも常々音楽評論を寄稿していた某音大教授が、文藝春秋7月号にの「巻頭随筆」に「思いの丈」を書いていた

 

<「『レコード芸術』存続を望む」 ②> 廃刊に至る諸事情は十分理解しているようだ。ただし妙案は何一つない。ローカルの鉄道やバスの廃線の原因は乗客。雑誌や週刊誌の廃刊の原因は読者なのだ。私自身も、この教授が生まれた頃からの愛読者だっただけにとても寂しい。

<VUCA> Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)という4つの単語の頭文字をとった言葉で、目まぐるしく変転する予測困難な状況を意味する。

 

<「いんぎらっとしまっし」>

金沢弁で「ゆったり(のんびり)してください」の意味

 

<金沢弁>

きのどくな(ありがとう)

きんかんなまなま(雪道が凍ってツルツルになっている状態のこと)

いじくらしい、いじっかしい(わずらわしい、うっとうしい)

あたる(もらう。 例;良かった、単位あたったぞ!)

コケ(キノコ)

 

<相変わらずの「検証なし」 ①> インフルエンザとコロナに同時感染する「フルロナ」、2つのパンデミックが世界を襲う「ツインデミック」といった新しい造語まで作られ、昨年末から今春までのインフルエンザ大流行の予想。

 

<相変わらずの「検証なし」 ②> たしかに陽性者がほぼ皆無の状態が続いた、ここ数年のことを思うと、たしかに(軽い)流行はあった。5月までインフルエンザが見られたのは異例ともいえる。

 

<相変わらずの検証なし ③> しかし、おどろおどろしい響きの造語ほどの流行ではなかった。ウイルス学的にも「ツインデミック」は起こらないと、冷静な見解を述べる専門家もいた。誰が恐怖心を煽ったのか検証は十分にはされていない。

 

<相変わらずの検証なし ④> 少なくともインフルエンザワクチンは大量に消費され、大流行の「啓蒙」に少なからずの国家予算が投入された。結局は「予想がはずれてよかったね」で幕引き。「喉元過ぎれば・・・」が相変わらず繰り返されている。

 

<時々自分(人生)を客観視すること ①> 「私たちの人生を河の流れと見なせば、この河はいずれ、死という海に流れ込みます。流れの中にある時、自分の流されている状況を知る良い方法は、時々淀みに入るか、岸に上がって、流れを外から観察することです」

 

<時々自分(人生)を客観視すること ②>  「このリトリートの姿勢は、人間が今までの生き方を反省するにとどまらず、過去を振り返り、これから先の指針を決める上で必要な要件です」(日野原重明

 

<リトリート(retreat)>「退却、隠遁、引き込み」のこと。宗教的に「退修=修道院などにこもって黙想すること」という意昧もある。

 

<トゥキュディデスの罠 ①> 新興勢力が台頭し、既存勢力の不安が増大すると、しばしば戦争が起こる、ということを意味する言葉。

 

<トゥキュディデスの罠 ②> 古代ギリシャの歴史家ツキディデスが、ペロポネソス戦争を不可避なものにしたのは新興国アテネに対するスパルタの恐怖心であった、と記したことに由来。

 

椎名誠氏と旅 ①> 「移動手段は馬の旅が多いです。馬というのは一番頼りになる旅の友です。南米パタゴニアやモンゴルでは、馬が主力です。ガソリンスタンドなんてやたらにないから、車で行くとガス欠で終わり。馬だったら、そこら中に草が生えていますから」

 

椎名誠氏と旅 ②> 「マイナス40度超のシベリアを黒い毛の馬に乗って1時間ぐらい移動したら、その馬が白馬になっている。びっくりしてね。寒くても馬を走らせると汗をかく。毛についた汗が瞬時に凍って白くなってしまったわけです」

                      

                                                                 渡辺内科   2023.6.24