渡辺内科・ツイッター 2023.3.10

<気温感受性高血圧 ①> 10°Cの気温変化で、血圧10mmHg以上変動する状態のこと。脳心血管疾患の発症に関係することがわかってきた。血圧は基本的に朝方に高くなるがこの現象は屋内と屋外の温度差が大きい冬に多く現れる、

 

<気温感受性高血圧 ②> 一時的な血圧上昇でも血管は傷つくといわれている。急激な温度変化はできるだけ避けたい。気温感受性高血圧の人は、室内の温度は22~24℃に保つようにする。

 

<PSA検査> 加齢が原因で前立腺が大きくなる「前立腺肥大症」でも数値が高くなる。前立腺が刺激を受けた場合にも、PSAが血液中に漏れ出ることがある。そのためPSA値が基準 値以上の人のうち、がんが発見されるのは3割程度という報告もある。

 

<借金棒引き ①> 関ケ原の合戦の直前、前田利家は臨終の床にあったが、死ぬ直前にいろいろと整理をした。その中に「大名に貸した貸金の処理」があった。長男・利長が、この帳簿を見つけて、「父上、これをどうしましょうか」と訊いた。利家は笑って、「全部、灰にせよ(燃やせ)」と言った。

 

<借金棒引き ②> 錚々たる大名が、かなりの額を父の利家から借りていたため利長はちょっと惜しそうな顔をした。その中に、伊達改宗の借用書があった。利長はこれを拾い出して、「これもでございますか」と訊いた。利家はちらと借用書を見たが、思わず微笑んで、「その借用書こそ、真っ先に燃やせ」

 

<借金棒引き ③> 眉を寄せて怪冴な顔をする息子に、「もし、わしが死んだあと伊達改宗から『なぜだ?』という問い掛けがあったら、父は風流心の代金ですと申しておりました、と答えろ」と言った。利長には何のことかわからない。

 

<借金棒引き ④> そこで父の死後、生前利家の脇にいて細かいことまで世話をしていた老臣にこのことを訊いた。老臣も笑った。そして、「大殿(利家)のお言葉通りでございますよ」と言った。

<借金棒引き ⑤>「おそらく、小田原の陣だと思いますが、あの時の伊達様は急いで太閤殿下(豊臣秀吉)のところへ駆けつけたために、路銀に不自由をなさっておられました。そこで、大殿がお立替になったのだと思います。この時、伊達様は興味深いことをなさいました」

 

伊達政宗の「ひょうたんから駒」(ビリッケツから優勝者へ)

汚い瓢箪を景品に当てた大名が、実は「奥州随一の名馬」という一番素晴らしい景品を貰えたという有名な話。

 

<学歴貴族 ①> 近代日本において、特定の学歴で一目をおかれ、貴族称号のように機能していることを比喩した言葉。戦前においては旧制高等学校出身者がその典型であった。

 

<学歴貴族 ②> 当時の学校体系は複線教育型に近く、太平洋戦争開戦遥か前の旧制高校卒業者は、多くても該当年齢男子人口の1%にも満たないといわれ、大学に進学した者自体が少なく門戸は男子にのみ開かれたものであった。

 

<学歴貴族 ③> 旧制高校の生徒は白線入り学生帽にマント姿で、深窓のお嬢様から町娘までが恋焦がれる存在であった。                     (以上「ウイキペディア」より)

 

教養主義 ①> 旧制高等学校の雰囲気の中で放たれる「芳香としての教養主義」は、学問や文化への尊敬の気持ちを残した。教養主義は、自ら作品をつくり、独創を誇るのではなく、傑作に接し、人類の文化の重みを知ることによる人格形成だった。

 

教養主義 ②> そうした教養主義は、受動的といえば受動的、知の権威主義といえば権威主義ではあるが、生涯にわたる学問や文化への畏敬心を生んだ。

                         (以上「ウイキペディア」より)

 

<「行雲流水」>

「最後は、なんとかなるもの。考えすぎず、過ごしていれば案外悪くない結果になります」

                         五木寛之)