ヘルマン・ヘッセ 詩「青い蝶」、そして作品「庭仕事の愉しみ」あれこれ

「青い蝶」

 

一羽の小さい青い蝶が

 

風に吹かれて飛んでゆく

 

真珠母色のにわか雨が

 

きらきらちらちら消えてゆく

 

そのように一瞬きらめきながら

 

そのように風に飛ばされて

 

しあわせがわたしに合図しながら

 

きらきらちらちら消えていった

 

 

 

ドイツのノーベル賞作家・ヘルマン・ヘッセ

「庭仕事の愉しみ」の中にある詩

 

「庭仕事の愉しみ」

庭仕事は瞑想である。

草花や樹木が教えてくれる生命の秘密。

文豪ヘッセが庭仕事を通して学んだ「自然と人生」の叡知を詩とエッセイに綴る。自筆水彩画を多数挿入。

 

「わがままこそ最高の美徳 」

ヘッセは少年時代から我が強く、親の手に余る子で、神学校の寄宿舎から脱走して落ちこぼれになる。しかし、ずっと詩人になる夢をあきらめず、独学で大作家になった。

自分を信じて生きることの重要性を説いたエッセイと詩を集めた詩文集。

 

「人は成熟するにつれて若くなる」

年をとることにも美しさ楽しさがあると説く文豪ヘッセの「老い」と「死」をめぐるエッセイと詩。いかにして良く「老いる」ことができるか、深く豊かな人生の知恵。

 

『庭仕事の愉しみ』|感想・レビュー - 読書メーター

https://bookmeter.com/books/379801

 

「木は神聖なものだ。

木と話をし、木に傾聴することのできる人は、真理を体得する。

木は、教訓や処世術を解くのではない。

細かいことにはこだわらず、生きることの根本法則を説く。」

 

 

庭仕事の愉しみ みんなのレビュー

https://honto.jp/netstore/pd-review_0601344506.html

 

『庭仕事の愉しみ』 ヘルマン・ヘッセ(草思社文庫)

http://bungakufan.blog.fc2.com/blog-entry-583.html

 

庭仕事の愉しみ

http://www.newchibaproject.com/writing/thisweeksbook/0227.htm

 

ヘルマン・ヘッセ  「庭仕事の愉しみ」  ゆったりとした暮らし方がそこにある 

https://blog.goo.ne.jp/wasaby2010/e/5c4417f9d9527d4abfc728c4e04cded2