新型コロナ対策 3つの「密」を避ける

密閉、密集、密接

新型コロナウイルス感染の可能性を低くすることができる密集、密着、密閉の「3つの密」を避けることの重要性は政府も強調しているところで、ポスターも作られている。

https://www.cas.go.jp/jp/influenza/pdf/cluster.pdf

                                                ・ある論文では、屋外より密閉した環境の場合、新型コロナウイルスの感染率が19倍近く高くなるという。

 

コロナウイルス感染症SARS(今回の新型コロナウイルスに近いコロナウイルス)が広がったベトナムの病院では、病室の窓を開けて感染を防いだという。

 

・最新の知見で 5μm 前後の飛沫、飛沫核はある時間空気中を漂うことが分かっている。

これらによる感染リスク低減には換気は有効だ

 

・WHOは、以前からずっと窓やドアを開けた方が良いと言っている。

Getting your workplace ready for COVID-19

https://www.who.int/docs/default-source/coronaviruse/getting-workplace-ready-for-covid-19.pdf

 

・「運転手、乗客とも座ってる席の窓を数cm開ける」

これで運転手、乗客の間の呼気はほとんど交わらない。(密閉空間ではなくなる)

原理はベルヌーイの定理

タバコを吸われる方は実感していると思うが、車など移動してる物体の「少し開けた窓」は空気を激しく排出する。

 

・運転手だけ開けると、運転手さんの方に空気が漂っていく。

そのため、「人がすわってる場所はみな数cm開ける」のが原則。

 

・つまりタクシーは座っている全部の窓を数センチ(2cm前後)開ける。

そして後部座席真ん中には乗らない