米、オミクロン対応ワクチン承認 ファイザーとモデルナ
米食品医薬品局(FDA)は31日、米ファイザーと米モデルナの新型コロナウイルスの従来型と、「BA.5」などオミクロン型の派生型の双方に対応するワクチンの緊急使用許可を承認した。
感染拡大が警戒される学校の夏休み明けなどに向けてワクチンの接種体制を整える。
承認されたファイザーとモデルナの改良ワクチンは従来型のコロナウイルスに加え、世界各国で急速に流行が広がる「BA.4」や「BA.5」などオミクロン派生型の双方に対応する「2価ワクチン」だ。
同ワクチンは初回接種としては使えず、ブースター(追加接種)に限定される。
承認を受けて、従来型のワクチンは追加接種に利用できなくなる。
ファイザーのワクチンは12歳以上、モデルナは18歳以上が対象で、いずれも追加接種か初回接種から2カ月たっていれば接種可能だ。
ファイザーとモデルナは同ワクチンについて日本でも承認申請を出しており、厚生労働省は改良ワクチンの接種を9月中に始めることを検討している。
(日経新聞・夕刊 2022.9.1)
コメント;
日本とは少し違うようです。
・世界各国で急速に流行が広がる「BA.4」や「BA.5」などオミクロン派生型の双方に対応する「2価ワクチン」・・・日本ではこのようなことは積極的には述べられていません。
・回接種としては使えず、ブースター(追加接種)に限定される。
・いずれも追加接種か初回接種から2カ月たっていれば接種可能。