渡辺内科ツイッター
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2020.4.18
<2030年、資源、エネルギー不足がやってくる前に>
日本の川や海を汚す大きな原因は生活排水。大さじ1杯のマヨネーズを洗い流すだけで、魚が住めるようにするにはバスタブ(300L)13杯分の水が必要です。汚れた水をそのまま流さない、洗剤を必要以上に使わない。私たちにも工夫できることがあります。
<環境先進国に学ぶeco ①>
日本では、水も洗剤もたっぷり使って食器をピカピカに洗い上げます。一方、汚れは熱いうちに拭き取る。それがドイツ人の常識です。環境にやさしい洗剤も多<開発されているドイツですが、たとえば油汚れを落とす場合、いきなり洗剤を使わず、余熱を利用するのがドイツ流。
<環境先進国に学ぶeco ②>
フライパンなど、冷えて油がこびりついてしまう前に拭き取ってしまえば、ゴシゴシこすり洗いする必要はありません。食器を洗うときも、まず市販のヘラやボロ布などで汚れをふき取ってから洗えば、使う洗剤の量を減らすことができます。ただしヤケドには注意。
<病院で退職者続出>
クラスター発生後、感染への不安から看護師らスタッフが退職。病院への偏見からか、子どもを預けていた施設から預けに来ないよう求められて退職を考える人もいる。「この状況が続くと医療が崩壊する」と危惧している。
<(ドクター用)COVID-19の初期症状に「結膜炎」>
COVID-19の初期症状として「結膜炎」が多く見られ、涙を介して感染が広がる可能性がある。重症なほど、結膜炎を伴う確率が高まることも分かった。
<(ドクター用)重症COVID-19へのremdesivir、68%で臨床的改善か>
抗ウイルス薬remdesivirを、重症新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者53例(日本からの症例9例を含む)に投与したところ、36例(68%)で臨床的改善がみられた。
2020.4.19
<免疫力は年齢とともに低下する>
個人差は大きいものの、一般に免疫力は思春期でピークを迎え、40代で半分に、70代で10%に落ちる。
(出典:Biotherapy. 2009;23(1):1-12)
<中国の新型コロナウイルス感染症患者の年代別患者数と致命率>
分析対象は、中国で新型コロナウイルス感染が確認された確定例4万4672人。30~60代の患者が8割を占め、10代までの若年層は患者数、致命率ともに低かった。
(データ出典:China CDC Weekly 2020.)
<肺胞性肺炎は「間質性肺炎」、細菌性肺炎は「肺胞性肺炎」>
新型コロナウイルスのようなウイルス性肺炎では、肺胞壁やその周辺の「間質」で炎症が起きるもので、悪化すると、肺胞の組織が線維化して硬くなっていく。
<肺炎は怖い>
日本では年間で13万人を超える人が肺炎で亡くなっている。(誤嚥性肺炎を含む)
(厚生労働省の平成29年「人口動態調査」より)
<マスクは間接的な効果が期待できる>
マスクをすると喉の乾燥が防げる。喉が乾燥すると気道の防御システムの力が弱まるので、喉の乾燥を防ぐことには意味がある。また、マスクで鼻や口を覆えば、不必要に指などで鼻や口に触れてしまうことを避けられる。つけ外しするときはゴム紐の部分を持つこと。
<「先生、高熱と喉の痛みを訴える若い方が」>
受付の事務が押っ取り刀で耳打ちしに来た。「玄関先でちょっと待ってもらって、すぐ行くから」。喉を診ると扁桃腺が腫れて白い膿がついている。白血球数を調べたら増えていて細菌感染のパターン。「中に入ってもらって。抗生剤の点滴をするから」ホッ。
<それはちょっと勘弁してください>
下痢の患者さんが来院。冷たいものを飲み過ぎたという。「冷たいものは控えて下さい。下痢が止まるまで下痢止めを飲んで下さい」「娘が便秘なので緩下剤も、ついでに出してもらえますか?」
<京大・吉田キャンパス>
明治以降、全国各地に大学が設置された。例えば、京大のあの広大な敷地は明治維新の前はどんな状態だったのだろうか、とふと気になることがある。
<モントルージャズ祭中止>
新型コロナウイルスの感染拡大で、今年7月の開催を中止すると発表。1967年に始まった同フェスティバルが中止されるのは初めて。クイーンが録音を多数行ったほか、ディープ・パープルの代表曲「スモーク・オン・ザ・ウオーター」が生まれた場所としても知られる。
<マスクよりゴム手袋?>
ニューヨークではマスクと消毒ジェルよりも、ゴム手袋が入手困難になっている。
<(ドクター用)慢性心不全とβ遮断薬 ① >
交感神経過剰亢進の抑制は、陰性変力作用と陰性変時作用による心筋酸素消費量の減少、拡張時間延長による心室充満の改善、血管拡張による後負荷の減少、抗不整脈作用、カテコラミンによる心筋障害作用の抑制、心肥大の抑制、抗酸化作用などをもたらす。
<(ドクター用)慢性心不全とβ遮断薬 ② >
以前は,不全心において減少したβ受容体数がメトプロロール使用により増加し、カテコラミン刺激に対する反応性が回復することが報告され、作用機序の1つと考えられた。しかし、カルベジロールではβ受容体数は変化せず、現在では本仮説は否定的である。
<(ドクター用)慢性心不全とβ遮断薬 ③ >
すべてのβ遮新薬が,慢性心不全に有効なわけではない。日本で発売されているβ遮断薬の中で、海外の大規模臨床試験により、慢性心不全治療に対するエビデンスが確立されているのはカルベジロール(アーチスト)とビソプロロール(メインテート)のみである。
<(ドクター用)慢性心不全とβ遮断薬 ④ >
β遮断薬治療の適応は広く、ACC/AHA2005ガイドラインでは症状がある心不全症例(stage C)のみでなく、心不全症状がない心収縮能低下症例や、心収縮能の低下がなくとも心筋梗塞の既往がある全症例(stage B)に対しても投与することが推奨されている。
<(ドクター用)慢性心不全とβ遮断薬 ⑤ >
重症例では、β遮新薬の導入が難しい例もあり、忍容できない頻度は5~6%と報告されている。
<(ドクター用)慢性心不全とβ遮断薬 ⑥>
β遮断薬導入後の安定期におけるβ遮新薬の減量や中断は、心不全や心収縮能の増悪を起こし死に至る症例も報告されており、投与継続および患者教育は重要である。
2019.4.20
<マスク高騰>
今朝のFAX。
それにしてもマスク、無茶苦茶な値段。
普段の約10倍。
完全に医療機関は足元見られてる。
商売は需要と供給の関係で成り立っていることを思い知らされる。
2020.4.21
<(ドクター用)炎症が動脈硬化の引き金に>
1970年代までは動脈硬化の成因として高コレステロール血症が注目されていた。その後、成長因子と平滑筋細胞の増殖が脚光を浴びてきた。1990年代になって一定のリスクファクターが存在すると、炎症細胞が接着分子を発現させることがわかった。
<手洗いや消毒で「手荒れ」ハンドクリームで対応>
新型コロナウイルス感染予防のための手洗いやアルコール消毒の励行で、手の荒れを感じる女性が7割超にのぼることがわかった。手指が荒れた状態だと、傷口にウイルスが残りやすくなるといった可能性もある。
<「無鉄砲」は当て字だった>
マスクや消毒用アルコールや防護服がないまま丸腰状態で新型コロナの患者さんを診るようなこと、つまり鉄砲を持たない状態と思っていたが、辞書には「むてんぽう(無点法)」の転とも、「むてほう(無手法)」の転ともいう、と書かれていた。
<「一般人」>
芸能人などの著名人(?)が結婚相手を「一般人です」などという。「チンパンジー」に聞こえてしょうがないが、一般人に対する対語はなんだろう、といつもつい余計なことを考えてしまう。
<それだけのことですが・・・>
高校の校歌の作曲は(第2の国歌ともいわれる「海行かば」の)信時潔 氏
大学の校歌の作曲は(NHK連続テレビ小説「エール」の)古関裕而 氏
です。
<無観客での競馬レース>
TVのニュースで競馬レースをやっていた。
団子状態になってゴールに駆け込んでいる。
よくよく考えたら(当然のことながら)馬だけではなく騎手も乗っている。
密集、密接はあるが密閉はない。
まあいいか。
<「否定することは簡単だが肯定することは難しい」>
肯定した後の「でも」「しかし」も言わずに、「そうだね」「おっしゃる通りです」とニコニコして言ったことがない自分です。野党も反対するだけではなく、たまには与党を褒めちぎって欲しい。(褒め殺し作戦?)
<手洗いや消毒で「手荒れ」ハンドクリームで対応>
新型コロナウイルス感染予防のための手洗いやアルコール消毒の励行で、手の荒れを感じる女性が7割超にのぼることがわかった。手指が荒れた状態だと、傷口にウイルスが残りやすくなるといった可能性もある。
<(ドクター用)炎症が動脈硬化の引き金に>
1970年代までは動脈硬化の成因として高コレステロール血症が注目されていた。1970年代から1980年代には成長因子と平滑筋細胞の増殖が脚光を浴びてきた。1990年代になって高コレステロール血症などのリスクファクターが存在すると、正常な動脈壁において炎症細胞が接着分子を発現させることがわかった。